さまざまな数値を通して
会社全体の動きを見ることができる
企画総務部/2002年入社 C・Aさん
学校の就職課で先輩方の就職先を調べていてこの会社を知りました。インターネットの情報や会社案内などでさらにじっくり調べたところ、自宅から通える関西国際空港内にあり、勉強していた英語も活かせる職場であるということを知り、ぜひここで働きたいと思いました。JALという憧れの航空会社グループであるということも大きな決め手になりました。
現在は企画総務部に所属し、経理を担当しています。2008年からこの部署に在籍していますが、2010年から2014年まで第一子・第二子の育休を取得していたため、現部署での勤務期間は5年ほどです。業務内容は月間・年間ともにぼぼ決まっており、入金支払処理の多い月末月初はほぼ一日中伝票を起票しています。決算は月次決算、四半期決算、年度決算があり、数値が確定したら決算資料も作成します。その他の業務としては、日々の伝票ファイル、書類整理、社員の現金精算などがあり、月に何度かは税金の支払や両替で銀行にも行きます。
パソコンに向かって行うデスクワークが中心なので、気持ちが大きく変動するような瞬間は少ないのですが、決算資料の作成で現金などの数値が一度でピッタリ合ったときは気持ちがいいですね。資料が細かく件数も多いので、自分のやるべきことを予定通りきちんとこなし、時間内にすべて入力できたときなども達成感を感じます。また、日々のお金の流れから会社全体の動きを見ることができるのも、この仕事ならではの面白さだと思います。
まずは、自分がどこでどんな仕事がしたいのかをじっくり考えてみてください。私の場合は関西国際空港で働きたいという思いが強くあったので、会社選びでブレることはありませんでした。また、長く働き続けるためには、職場の雰囲気や人間関係がよく、福利厚生が整っている会社を選ぶことも大切です。もちろん、働きはじめれば大変なこともありますが、周囲の人たちや同期の仲間たちの存在が励みとなり、乗り越えられることも多いのです。ですから、就活の際には学校の先輩から話を聞いたり、実際に足を運んでみたりして、できるだけ社内の雰囲気を体感するようにしてください。
大勢の仲間たちと協力しながら
安全運航と定時運航を守り抜く
輸出部輸出3課/2009年入社 H・Iさん
空港で見たジャンボジェットに憧れ、子どもの頃から「将来は飛行機に関わる仕事がしたい」と考えていました。その後、進学した専門学校では航空貨物の知識を学び、その過程でこの仕事に興味を持つようになりました。航空業界の中ではあまり華やかなイメージのない航空貨物業界ですが、「物を運ぶ」というのは「人と人とを結ぶ」ということでもあり、それは非常に重要でやりがいのある仕事だと感じたのです。そして、就職するなら地元である関西の国際空港で最大級の貨物量を取り扱う会社で働きたいと思い、JALKASへの入社を決めました。
輸出部輸出3課で、お客様から預かった貨物の出発処理を行う輸出フライトコントロール業務をしています。具体的に説明すると、貨物のサイズやボリュームを計算し、限られたスペースの中で少しでも多くの貨物を運べるようにスペースを調整、貨物をどのように積むのか現場に指示を出すという仕事です。貨物は出してしまえばそれで終わりではありません。経由地や到着地の担当者など、次に待っている人のことを考え、配慮の行き届いた仕事をすることが大切です。
飛行機を運航する陰には、仲間たちの地道なサポートがあり、運航・客室・整備・航務・グランドハンドリング・旅客・貨物・予約・営業のほか、協力会社の社員も含めれば数え切れない仲間たちが、力を合わせて一便一便のフライトを支えています。そのプロセスの一翼を担う存在として自らの役割をしっかり果たし、それが飛行機の安全運航と定時運航につながっている…そうした日々の積み重ねに誇りとやりがいを感じています。
JALKASは、人間関係がよく、風通しのよい働きやすい会社です。そして、若手に期待し、チャンスを与えてくれる会社だと思います。私自身も2015年、JALグループ各社のメンバーが集まり、情報共有や交流を図るCLM(コミュニケーションリーダーミーティング)にJALKAS代表として参加させてもらい、自らの視野を広げることができました。関西国際空港というスケールの大きな空間で、楽しく働きながら自分自身を成長させたいという人には最適な会社です。ぜひ一緒に働きましょう!
あらゆるモノの流れに携わり、
縁の下から社会を支える
輸入部輸入1課/2014年入社 K・Kさん
学生時代から、ビジネスプランコンペティションの運営サポートやボランティア活動など、周りを支える役割につくことが多く、縁の下で社会を支えることができる物流業に興味を持っていました。JALKASへは、毎日たくさんの貨物を扱う西日本の玄関口・関西国際空港で働けるということに加え、もともとJALが好きで、世界一愛され、選ばれる航空会社をめざしているJALグループの一員になりたいという強い思いもあり、入社しました。
便到着前に現地から入る貨物情報をもとに、どのような貨物が搭載されているかを把握し、搭載を担当する別会社の方々にそれぞれの貨物に合った指示を出します。たとえば、生鮮貨物の搭載があれば、他の貨物よりも先に取卸するよう指示を出すといったことなどです。便が到着すれば、航空機に積まれた書類をピックアップし、事前到着貨物情報と実際に到着した書類・貨物が合っているかを確認、貨物の個数・重量・品物の内容を税関に申告するまでが私たちの業務です。
関西国際空港には、ノルウェーのサーモン、ベルギーのチョコレート、中国の服や電子部品など、世界各国からありとあらゆるたくさんの貨物が到着します。そうした普段の生活で消費しているあらゆるモノを輸入するのが私たちの仕事です。ですから、一番のやりがいは、自分たちが行う仕事の一つひとつが国際物流を支え、社会に貢献していると常に実感できること。毎日届く貨物から、社会の流れや流行を読み取ることができるのもこの仕事の醍醐味ですね。
人間とは違い、物を言わない貨物は、すべて自分たちの手によってケアする必要があるため、イレギュラーな事態への対応やその場合の優先順位のつけ方など、難しいこともたくさんあります。けれど、それらをすべて乗り切ったときには大きな達成感がありますし、この仕事を選んで本当によかったと思います。
私は学生時代によく海外旅行をしていたのですが、それぞれの場所でその国の文化や国民性に直接触れた経験は、今、仕事をする上でとても役立っています。みなさんも、海外旅行も含め、学生のうちにできるだけたくさんのことを経験しておいてください。